メールシーケンスツール比較:用途別の選び方と料金

メールシーケンスツールとは、会員登録や購入、リストへの取り込みといったきっかけから、あらかじめ決めた間隔で複数のメールを自動配信し、返信や購入などの条件で配信を止めるツールです。ただし同じ「シーケンス」でも、仕事は三つに分かれます。自社サービスに登録した人へのオンボーディング、面識のない相手へのコールドメール、ネットショップのカゴ落ちや購入後のフローです。仕事を先に決めてから、下の表で候補を絞ってください。

各ツールの項には、料金ページへのリンクと、具体的な規模での定価を載せています。金額は各社の料金ページに表示された米ドル(USD)の定価で、Woodpeckerだけはユーロ建てです。いずれも2026年10月7日に確認しました。日本円への換算、消費税、為替の影響は含みません。プランも価格も変わるため、申し込む前にリンク先の最新の表示をご確認ください。ここに載っていないサービスはツール一覧から探せます。

用途から選ぶ:候補・決め手・入口の価格

用途 候補 決め手 入口の価格(USD・定価)
SaaSのライフサイクル・オンボーディング Customer.io、Loops、Userlist、Encharge 製品のイベントをどこまで取り込めるか。課金の単位がprofiles、subscribers、usersのどれか Loopsは無料(最新の1,000 contactsまで)、9,998 subscribersで99ドル。Customer.io Essentialsは5,000 profilesで月額100ドル
CRM連携(営業とマーケティングを一体で) ActiveCampaign、HubSpot、Brevo CRMを同じツールに置くか。1つの自動化で使えるアクション数がプランごとにどう違うか ActiveCampaign Starterは1,000 contactsで15ドル(年払い)。Brevo Starterは9ドルから。HubSpot Marketing Hub Starterは7ドルから
クリエイター・ニュースレター Kit、Mailchimp シーケンスが使えるのがどのプランからか。リストが増えたときの価格の上がり方 Kit Creatorは1,000 subscribersで33ドル(年払い)。Mailchimp Standardは500 contactsで20ドルから
EC(カゴ落ち・購入後フロー) Klaviyo、Omnisend、Drip ストアとの連携、profilesやpeople単位の課金、SMSを同じフローで使うか Klaviyoは1,000 profilesで30ドル。Dripは1〜2,500 peopleで39ドル。Omnisendは250 contactsまで無料
コールドメール Instantly、Lemlist、Apollo.io、Saleshandy、Mailshake。ほかにSmartlead、Woodpecker、Reply.io、Snov.io つなげるメールボックスの数。月間の送信数と取り込める連絡先数の上限。シート課金かどうか Mailshake Starter 29ドル、Saleshandy Starter 41ドル、Instantly Growth 47ドル、Lemlist Email 69ドル(いずれも月払い)。Smartlead BaseとSnov.io Starterは月額39ドル、Reply.ioは年払いでユーザーあたり月額49ドルから、Woodpeckerは見込み客500件で月35ユーロ

出典:各ツールの項にリンクした、各社の料金ページ。

同じ「シーケンス」でも、始まり方と止まり方が違います

どのツールの画面にも、きっかけ、待機時間、メール、分岐が並んでいるので、一見するとどれも同じに見えます。違いは、何がシーケンスを動かし、何がそれを止めるかにあります。ライフサイクル用途では、自社サービスから届くイベント(アカウント作成、トライアル終了の数日前、初回の利用など)が起点で、ユーザーが有料プランに申し込んだ時点で止めるのが基本です。ですから、イベントをどう送り込めるかと、課金の単位が人なのか会社なのかが、選ぶときの中心になります。

コールドメールでは、CSVなどで取り込んだ連絡先リストが起点です。相手が返信するか、配信停止を押すか、アドレスが届かなかった時点で止まります。送信は自社で用意したGmailやMicrosoft 365などのメールボックスにつなぎ、複数の送信元に分けて行うのが一般的で、価格はメールボックスの数、月間の送信数、取り込める連絡先数のどれかで決まります。ECでは、ストアのカートや注文のデータが起点で、購入すると止まります。ストアとの連携の深さが、ビルダーの機能差より結果に響きます。

用途を混ぜると、たいていどちらかで無理が出ます。コールドメール用のツールは送信元ごとの送信量を抑える設計で、全ユーザーに確実に届けたいオンボーディングには向きません。反対に、ライフサイクル用のツールは同意を得たアドレスへの送信を前提にしているため、面識のない相手に送ると、苦情が増えてアカウントの利用に影響するおそれがあります。利用規約は各社で異なるので、リストを入れる前に必ず読んでください。届きやすさの基礎はメールの到達率に関するガイドにまとめています。

SaaSのライフサイクル・オンボーディング向け

ウェルカムシリーズ、トライアル終了前の案内、使われなくなったユーザーへの呼びかけなど、すでに登録済みの人に送る用途です。製品のイベントをどう受け取るかで差が出るため、最初の四つ(Customer.io、Loops、Userlist、Encharge)から見るのが近道です。メールそのものの組み立てはオンボーディングメールの記事とオンボーディング向けツールのページで扱っています。

Customer.io

Customer.ioは、製品がイベントをたくさん出し、そのイベントに応じてシーケンスが何度も分かれるチーム向けです。料金ページによると、Essentialsにもビジュアルなワークフロービルダーが含まれ、メールのほかにプッシュ通知やアプリ内メッセージも同じ仕組みで送れます。課金はprofiles(人とオブジェクト)の数で、料金ページの表示は5,000 profilesで月額100ドル(月1M通のメール送信込み)、10,000 profilesで月額145ドル、20,000 profilesで月額235ドルで、いずれも月払いです。表示されている最小の規模が5,000 profilesなので、1,000 profiles向けの価格は載っていません。追加のprofileは1件あたり0.009ドルです。

請求の仕組みを説明したドキュメントには、請求期間中に一度でも存在したprofileは、あとで削除してもその月の請求に数えられると書かれています。Managed deliverabilityはEssentialsに含まれません。上位のPremiumは月額$1,000から(年払い)で、調達額が$10M未満の初期段階の企業は、Startup Programに申し込むと12か月無料になる枠があります。向いているのは、イベントの送信を受け持つエンジニアがいて、行動によって分岐するジャーニーを組みたいチームです。今日中にウェルカムメールを3通出したいだけなら、準備の量が見合いません。比較はCustomer.ioとLoopsで読めます。

Loops

Loopsは、ビルダーを小さく保ったSaaS向けのツールで、キャンペーン、ワークフロー、トランザクションメールを一つの画面で扱います。料金ページによると、無料プランはcontactsの数に上限がなく、直近の1,000 contacts宛てに、連続する任意の30日間で4,000 sendsまで送れます。小さな「Powered by Loops」のフッターが付き、送信速度は毎秒10通までです。有料のGrowing Audience Planはsubscribers数で変わり、スライダーの読み取りでは4,788 subscribersで月額48ドル、9,998 subscribersで月額99ドル、24,339 subscribersで月額198ドル、49,989 subscribersで月額249ドルでした。有料プランではsubscribersへの送信数に上限がなく、オーディエンス外のユーザーへのトランザクション送信も追加料金なしで、シート課金もありません。

選ぶ基準は、一人でも今週中にウェルカムシリーズとトライアル終了前の案内を出せるかどうかです。条件分岐を何段にも重ねる設計が必要になる場合は、Customer.ioやUserlistと実際の画面を見比べてください。Dripとの違いはLoopsとDripで確認できます。

Userlist

Userlistは、個人と並べて「会社」を一つの単位として扱います。一つのアカウントに管理者が1人、メンバーが10人いるとき、全員に同じオンボーディングを送りたくない、というB2B SaaSの悩みに合うモデルです。ユーザーと会社の両方でセグメントを作れ、メールのほかにアプリ内メッセージも使えます。料金ページの表示では、Basicは10,000 usersまで月額149ドルで、超えた分は1,000 usersごとに月額10ドルが加算されます(18,000 usersで229ドル、32,000 usersで369ドル)。Professionalは10,000 usersまで月額349ドル、追加は1,000 usersごとに12ドルで、A/Bテスト、コンバージョン目標、高度なワークフロー機能が加わります。

課金のドキュメントでは、メッセージ数の枠は追跡ユーザー数の5倍(最低500,000通)で、超えた分は1,000通あたり1ドルとされています。料金はusersの数で決まるため、見積もりは契約者数ではなく、Userlistに送り込むユーザー数で計算してください。顧客が個人ではなくチームで、会社単位のセグメントが必要なら有力な候補です。個人向けで単純なドリップだけなら、機能を持て余します。比較はUserlistとCustomer.ioにあります。

Encharge

Enchargeは、コードを書かずに行動ベースのフローを組みたいSaaSのマーケティング担当者に向いています。料金ページに載っている連携先にはSegment、Stripe、Chargebee、HubSpot、Salesforce、Shopify、WooCommerce、Zapierがあり、たとえば有料契約がStripeから届いた時点でトライアル用のフローを止める、といった組み方ができます。料金はsubscribers数で決まり、Growthは2,000 subscribersまで月額99ドル(年払いなら月額79ドル)、5,000 subscribersで月額179ドル、10,000 subscribersで月額249ドル、25,000 subscribersで月額389ドルです(月払い)。フローとチームメンバーは無制限で、月間の送信数はsubscribers上限の10倍まで、追加は100,000通あたり100ドルとされています。

HubSpotやSalesforceとの連携とトランザクションメールは、上位のPremium(2,000 subscribersまで月額159ドル、年払いなら月額129ドル)からです。無料プランは用意されていません。フローを組む担当がエンジニアではなくマーケティングで、StripeかCRMとの接続が必須なら候補になります。無料枠や送信ごとの従量課金を望む場合は合いません。近い製品との比較はEnchargeとDripにあります。

CRM連携で営業とメールを一体にしたい場合

営業の追客とメールのシーケンスを、同じ連絡先データで動かしたいチーム向けです。見極めるポイントは、CRMをそのツールに置くかどうかと、プランが上がると1つの自動化で使えるアクション数や機能がどこで広がるかです。製品イベントが中心なら、前の節のツールのほうが合います。

ActiveCampaign

ActiveCampaignは自動化ビルダーにCRMが付いたツールで、料金ページはStarterから標準のCRMとEC連携を含むとしています。1,000 contactsの表示は、年払いでStarter 15ドル、Plus 49ドル、Pro 79ドル、Enterprise 145ドルです。ただしStarterは1ユーザーで、1つの自動化に使えるアクションは5つまでです。分岐のあるオンボーディングを組むなら、実質的にはPlus以上から検討することになります。Plusは標準のセグメンテーションとランディングページ、Proは3ユーザーと高度なセグメンテーションが特徴です。

価格はcontactsの増加で大きく動きます。5,000 contactsではStarter 79ドル、Plus 145ドル、Pro 205ドル、Enterprise 375ドル。10,000 contactsではStarter 149ドル、Plus 189ドル、Pro 375ドル、Enterprise 589ドルです。10,000 contactsでのStarter(149ドル)とPlus(189ドル)の差は189 - 149 = 40ドルにすぎず、25,000 contactsになるとPlusが389ドルで、Starterの391ドルより安くなります。月間の送信数はcontacts上限の倍数(Starterが15倍、Plusが12倍、ProとEnterpriseが10倍)で、10,000 contactsのStarterなら10,000 × 15 = 150,000通までです。営業の追客とメールを一つにまとめたいなら有力で、CRMが要らず製品イベントが起点なら、Customer.ioやLoopsのほうが筋に合います。比較はActiveCampaignとDrip、BrevoとActiveCampaignにあります。

HubSpot Marketing Hub

HubSpot Marketing Hubは、マーケティング、営業、サービスを同じCRMの上で動かす会社のためのスイートです。料金ページでは、Starterが月額7ドルから、Professionalが月額800ドル、Enterpriseが月額3,600ドルで、料金はシート単位、無料で使えるツールも用意されています。シーケンスの観点で見るべきなのは機能比較表の「メールの自動化」の行で、自動化アクションの数が「1つ」「最大10個」「無制限」と段階分けされています。自分のシーケンスの長さがどの段階に収まるかを、契約の前に確認してください。メールを順番に送るだけが目的なら、スイートとしては大きすぎます。すでに営業がHubSpotのCRMを使っているなら、そのまま使う理由になります。比較はHubSpotとActiveCampaignにあります。

Brevo

Brevoは無料から始められる入口で、価格がcontacts数ではなく月間のメール送信数で決まるのが特徴です。Brevoのプラン解説と料金ページによると、Freeは1日300通まで、最大100,000 contactsを保存でき、マーケティングオートメーションの対象は2,000 contactsまでです。有料はStarterが月額9ドルから、Standardが月額18ドルからで、どちらも月5,000通からの設定です。Standardには自動化、A/Bテスト、高度なレポートが含まれます。Professionalは月額499ドルから(月150,000通〜1,000万通、10シート)です。

contactsが多くても送信が少なければ請求が膨らみにくい点は、ほかのツールにない利点です。ウェルカムシリーズや休眠ユーザーへの呼びかけを安く自動化したい小さな事業に向いています。製品イベントを細かく使うフローが中心なら、前の節の専用ツールのほうが合います。ActiveCampaignとの違いはBrevoとActiveCampaignで比べられます。

クリエイター・ニュースレター・小規模事業向け

コースの販売者、ニュースレターの書き手、すでに読者リストを持っている小さな事業が対象です。ここでは、シーケンスの機能が使えるのがどのプランからかを、価格の前に必ず確認してください。無料プランがあっても、シーケンスは含まれないことがあります。

Kit(旧ConvertKit)

Kitは、コース販売者、ニュースレターの書き手、ブロガーのためのツールです。タグとセグメントで購読者を整理し、Visual Automationsでウェルカムシリーズやリードマグネットの配信を組みます。製品イベントを起点にしたオンボーディングを想定した作りではありません。料金ページによると、Freeは10,000 subscribersまで使えて、ランディングページ、フォーム、一斉配信が無制限ですが、Visual AutomationsとメールシーケンスはCreatorプラン以上です。ここが重要な分かれ目で、シーケンスが目的なら、実質の入口はCreatorになります。

Creatorの表示は、年払いで1,000 subscribersが月額33ドル(年額390ドル)、5,000 subscribersが月額75ドル、10,000 subscribersが月額116ドル、25,000 subscribersが月額166ドルです。Proは10,000 subscribersで月額158ドルで、Subscriber Signals、ユーザー数無制限、到達率レポートが加わります。有料プランには14日間の無料トライアル(カード不要)があり、他社からの移行は無料と書かれています。比較はConvertKitとDripにあります。

Mailchimp

Mailchimpは、すでに読者リストを持っている小規模な事業が、ウェルカムや購入後の簡単な自動化を始めるときによく選ばれます。料金ページのFreeは250 contactsまで、月500通(1日250通まで)です。有料はEssentialsが月額13ドルから、Standardが月額20ドルから(500 contactsの場合)、Premiumが月額350ドルからで、Standardの送信数はcontacts数の12倍、シートは5つです。リストが育つとStandardは帯ごとに跳ね上がり、2,501〜5,000 contactsで月額100ドル、5,001〜10,000 contactsで月額135ドル、10,001〜15,000 contactsで月額230ドル、20,001〜25,000 contactsで月額310ドルと表示されます。

同じ表には、最初の12か月が50%オフになる表示も並んでいますが、ここでは13か月目以降の金額だけを使っています。500 contactsの月額20ドルから2,501〜5,000 contactsの月額100ドルへは、5倍の上昇です。リストが伸びる見込みなら、今のサイズではなく1年後のサイズで見積もってください。他のツールへの乗り換えを考えるなら、英語ページのMailchimpの代替ツール(英語)が参考になります。

ECのカゴ落ち・購入後フロー

カゴ落ち、閲覧だけで離脱した人への案内、購入後のお礼、リピートの促しなど、ショップの注文や商品のデータで動くフローです。ストアの情報をどれだけ直接受け取れるかが決め手で、ビルダーの細かな違いより効きます。乗り換えの検討には、英語ページのKlaviyoの代替ツール(英語)と、KlaviyoとActiveCampaignの比較が役に立ちます。

Klaviyo

Klaviyoはオンラインストア向けに作られたツールで、profiles数で課金します。料金ページには、アクティブな250 profiles・月500通までのFreeのほか、Emailプランが500 profilesで月額20ドル、1,000 profilesで月額30ドル、5,000 profilesで月額100ドル、10,000 profilesで月額150ドルと表示されています。5,000 profilesの月額100ドルから10,000 profilesの月額150ドルへの差は50ドルで、profilesが倍になっても請求は1.5倍にとどまります。これはメールだけのプランの表示なので、SMSを併用する場合の費用は料金ページで別に確認してください。ストアのデータでフローを分岐させたいショップに向き、ソフトウェアを売る会社が選ぶ理由は薄いです。

Omnisend

Omnisendは、メールにSMSとウェブプッシュを組み合わせて、一つのフローにできるツールです。料金ページのFreeは250 contactsまでで、月500通のメールと500件のウェブプッシュが使えます。SMSは1通あたり0.007ドルからです。課金の対象は購読者と、自動メッセージを受け取った非購読者で、配信停止したcontactsは数えません。有料のStandard(500 contacts・月6,000通)とPro(2,500 contacts・メール無制限)は、料金ページが最初の3か月前払いの割引価格を前面に出しているため、ここでは定価として扱わず、金額を載せていません。申し込む前に、割引が適用される前の請求額を確認してください。小さなリストで、メールとSMSを一つのフローにまとめたいときに候補になります。

Drip

Dripは、アクティブなpeople数とメール量で課金するツールです。14日間の無料トライアル(カード不要)はありますが、継続的な無料プランはありません。料金ページのスライダーは、1〜2,500 peopleで月額39ドル、3,000 peopleで月額49ドル、5,000 peopleで月額89ドル、7,500 peopleで月額124ドル、10,000 peopleで月額154ドル、25,000 peopleで月額369ドル、50,000 peopleで月額699ドルです。50,000 peopleでは600,000 sendsが含まれ、ボタンが「Book a demo」に変わります。掲載されている小〜中規模のプランはメール送信が無制限で、最大50のワークフローと動的セグメントを使え、連携先にはShopify、WooCommerce、BigCommerce、Stripe、Typeform、Zapierが並びます。

価格が階段状に決まっているので、リストの大きさごとの請求を予測しやすいのが利点です。メールを頻繁に送るストアで、リストのサイズに応じた固定の価格を知りたい場合に合います。無料プランを探しているなら向きません。比較はLoopsとDrip、ActiveCampaignとDripにあります。

ほかに検索で名前が挙がるオールインワン型:GetResponse、Keap、Ortto

どれも、ここまでの三つの用途のどれかに完全には当てはまらないため、別に整理しました。

GetResponse

GetResponseの料金ページは、1,000 contactsの表示で、Starterが月額19ドル(ウェルカムシリーズと1つの自動化ワークフローまで)、Marketerが月額59ドル(ワークフロー無制限、カゴ落ち対応、セールスファネル)、Creatorが月額69ドル(ウェビナー、サイトビルダー、コース作成)です。年払いなら月額換算でStarter 15.58ドル、Marketer 48.38ドル、Creator 56.58ドルになります。Starterのワークフローが1つという点が、シーケンスを実際に運用できるかどうかの分かれ目です。

Keap

Keapは、サービス業やコーチ、コンサルタント向けのCRMにメールの自動化を付けた製品です。料金ページはプランを分けず、2ユーザーで1,500 contactsなら月額$299(月払い)から、5,000 contactsで月額$449、10,000 contactsで月額$539、25,000 contactsで月額$719と表示しています。追加ユーザーは1人あたり月額$39です。導入支援の購入が必須ですが、その価格は料金ページに載っていません。年契約を途中で解約すると$299の違約金がかかる、とも書かれています。予約・請求・フォローアップを一つの連絡先記録にまとめたい個人事業向けで、プロダクトのオンボーディング用ではありません。

Ortto(旧Autopilot)

Orttoは、顧客データとビジュアルなジャーニーを組み合わせて使うツールです。Orttoの料金ページからは確認できる価格を読み取れなかったため、金額は載せません。データ基盤とジャーニーを一か所にまとめたい場合は、デモで見積もりを取るのが確実です。

コールドメールのシーケンス

コールドメールは、面識のない相手に最初の1通と数回のフォローを送り、返信があれば止める運用です。文面の作り方は営業メールのシーケンスの記事で扱っているので、ここではツールの選び方を見ます。違いは主に三つで、つなげられるメールボックスの数、月間の送信数と取り込める連絡先数の上限、見込み客のデータベースが付属するかどうかです。

メールボックスの数と送信量の計算

どれだけ送れるかは、ツールの名前よりも、つないだメールボックスの数と、メールボックス1つあたりの1日の送信量で決まります。上限を決めるのはGmailやMicrosoft 365などの提供側と、送信ドメインの評判です。ツールは、その配分とwarm-upの手段を用意しているにすぎません。送信用には、請求書や顧客向けのメールが流れるメインのドメインとは別のドメインを用意し、新しいメールボックスは少量から慣らすのが一般的です。評判が傷ついたときに、サービス本体のメールへ影響が及ばないようにするためです。簡単な試算をしておきましょう。月125,000通を10個のメールボックスに分けると、1個あたり125,000 ÷ 10 = 12,500通で、30日で割ると1日あたり約417通になります。

Instantly

Instantlyは送信量でプランを分けるツールです。料金ページでは、Growthが月額47ドル(月5,000通、アップロードできる連絡先1,000件)、Hypergrowthが月額97ドル(月125,000通、連絡先25,000件)、Light Speedが月額358ドル(月500,000通、連絡先100,000件)です。GrowthとHypergrowthはメールアカウント数とwarm-upが無制限で、Enterpriseは個別見積もりです。無料トライアルは連絡先250件・メール1,000通までです(プラン比較のヘルプ)。

上限は送信数と連絡先数の両方にかかる点に注意してください。5ステップのシーケンスを1,000件に送ると1,000 × 5 = 5,000通で、Growthの上限にちょうど達します。見込み客が増えたら、次のプランが必要です。たくさんのメールボックスを動かして、月額を一定にしたいときに向きます。

Lemlist

Lemlistは、相手ごとに個別化したシーケンスを重視するツールです。料金ページでは、Emailが月額69ドル(年払いなら月額55ドル)で、月50,000通、ユーザーと送信元は無制限です。Multichannelは月額109ドル(年払いなら月額87ドル)で、メールとメッセージの数が無制限、1ユーザーあたりの送信元は5つです。Enterpriseは個別見積もりで、無料トライアルは14日間(カード不要)、継続的な無料プランはありません。5ステップのシーケンスなら、月50,000通の枠で回せるのは50,000 ÷ 5 = 10,000件までという計算になります(返信などで早く止まる分は考えていません)。メール以外の接点も含めて個別化したいチームに向き、とにかく安い定額の送信エンジンだけがほしい場合は、ほかの選択肢と見比べてください。

Apollo.io

Apollo.ioは、見込み客のデータベースとメールのシーケンスを一つにまとめたツールです。機能欄には、連絡先とアカウントのデータ、メールシーケンス、warm-up、CRMのエンリッチメントが並びます。課金はシート単位で、クレジットを消費する仕組みです。料金ページでは、Freeが1シートあたり年900クレジット、Basicが1シートあたり月額49ドル(年払い、年30,000クレジット)、Professionalが月額79ドル(年48,000クレジット)、Organizationが月額119ドル(最低3シート、年72,000クレジット)です。月払いの価格は表示されていません。

3シートなら、Basicは3 × 49ドル = 147ドル、Organizationは3 × 119ドル = 357ドルで、どちらも月額・年払いの金額です。データも一緒に調達する前提なら筋が通ります。すでに整ったリストがあるなら、送信だけのツールのほうが安く済む場合があります。

Saleshandy

Saleshandyは、メールボックスを無制限につなげられる定額型のシーケンスツールです。料金ページの説明では、接続する送信用メールボックスに1つごとの料金はかからず、プランの違いは月間のメール数とユーザー数です。料金ページの月払いは、Starterが月額41ドル(月6,000通、1ユーザー)、Proが月額99ドル(月100,000通、10ユーザー)、Scaleが月額189ドル(月200,000通、ユーザー無制限)です。年払いなら月額換算でStarter 34ドル、Pro 76ドル、Scale 149ドルになります。7日間の無料トライアルはカード不要です。

送信量を増やしたいときにメールボックスを足していく運用の代理店や小さなチームに向きます。見積もりは、見込み客数 × ステップ数で考えます。5ステップのシーケンスを5,000件に送ると5,000 × 5 = 25,000通で、Starterの6,000通には収まらず、Proの100,000通が必要になります。

Mailshake

Mailshakeは、シーケンス、warm-up、メール検証、AIによる文面作成の支援、ダイヤラーを備えた、入口がわかりやすいツールです。料金ページの月払いは、Starterが月額29ドル(送信元アドレス1つ、月1,500通)、Email Outreachが月額49ドル(アドレス2つ、送信無制限)、Sales Engagementが月額99ドル(アドレス10個、送信無制限)で、年払いなら月額換算で25ドル、45ドル、85ドルです。アップロードできる連絡先は、どのプランも無制限です。無料トライアルはなく、支払いが先に必要です。

送信数が無制限でも、実際の上限を決めるのはアドレスの数です。Email Outreachで月10,000通を2アドレスに分けると、1アドレスあたり5,000通で、30日で割って1日約167通になります。一人か二人で、控えめな量を送る営業に向いています。数十のメールボックスに広げる予定がある場合は、この料金体系では窮屈です。

Smartlead、Woodpecker、Reply.io、Snov.io(料金と課金の単位)

この四つも検索でよく名前が挙がります。各社の料金ページで2026年10月7日に読み取った金額を載せますが、課金の単位がそれぞれ違うため、自社のリストをその単位に直してから比べてください。

Smartleadは、月払いでBaseが月額39ドル(連絡先2,000件、送信6,000通)、Proが月額94ドル(連絡先30,000件、送信90,000通)、Unlimited Smartが月額174ドル(連絡先無制限、送信150,000通)、Unlimited Primeが月額379ドル(連絡先無制限、送信500,000通、SmartServer 3台を含む)です。年払いは17%引きで、月額換算では32ドル、78ドル、144ドル、315ドルと表示されています。無料プランはなく、無料トライアルのみです。各プランには検証済みメールの枠(2,000通、30,000通、50,000通、170,000通)もあります。機能表には、warm-upプール、APIとWebhook、クライアント別のワークスペース、専用インフラ、自社メールネットワークの接続が並び、FAQでは全プランでメールアカウント数は無制限としています。代理店のようにクライアントを複数抱えるなら、シーケンスのビルダーよりも、ワークスペースやインフラの項目がプランを分けるポイントです。

Woodpeckerは、月に連絡する見込み客(contacted prospects)の数で課金します。料金はユーロ建てで税別、見込み客500件で月35ユーロ(100件あたり7ユーロ)、月8,000通のメールが含まれ、チームメンバーとメールアカウントは無制限です。年払いにすると140ユーロの節約になると案内されています。メール検証も無制限です。上限に達すると、新しい見込み客へのメール送信が止まり、プランを引き上げるか、課金日に上限が更新されるのを待つことになります。同じ見込み客を複数のキャンペーンに入れたときの数え方は、料金ページのFAQに書かれています。LinkedInはアカウントごとの別料金で、無料トライアルは14日間です。

Reply.ioは、1か月に最初のメール1通と無制限のフォローを送れる固有の連絡先の数(active contacts)でプランを分け、ユーザーごとの課金です。年払い表示で、Email Volumeが月額49ドルから(active contacts 1,000件、メール無制限)、Multichannelが月額89ドルから(メールボックス10個、active contacts無制限)です。AI SDRは月額500ドルからで、無料トライアルは14日間です。含まれるメールボックスの数はactive contactsと利用状況に応じた公正利用ポリシーで決まり、追加のメールボックス、LinkedIn、通話、メール検証などは別のアドオンです。Salesforce、HubSpot、Pipedrive、Copper、Closeと連携できると説明されています。

Snov.ioは、見込み客検索とメール検証に使うクレジット、最初に連絡した相手を1件と数えるrecipients(同じ請求期間のフォローは追加で数えません)、同時にwarm-upできるメールボックスの数の三つが目安です。月払いの料金は、Starterが月額39ドル(クレジット1,000、recipients 5,000)、Proが月額99ドル(クレジット5,000、recipients 25,000)で、Custom Ultraは営業窓口での個別見積もりです。プランごとに月間のメール送信とチームシートが無制限で、LinkedInのアカウント枠は別途購入になります。

同じ規模で並べる:1,000・5,000・10,000件のときの月額

金額はすべて米ドル(USD)の月額で、リンクした各社の料金ページから2026年10月7日に読み取りました。「表示なし」は、そのサイズの価格が料金ページに載っていないことを示します。年払いと書いたものは、年払い前提の月額換算です。

ライフサイクル・CRM・クリエイター・EC:contacts数ごとの月額

ツールとプラン1,000 contacts5,000 contacts10,000 contacts課金の単位と注記
Loops(有料)$0(無料枠、最新1,000 contactsまで)$48(4,788 subscribersの表示)$99(9,998 subscribersの表示)subscribers課金、シート課金なし
Customer.io Essentials表示なし(最小は5,000 profiles)$100$145profiles課金、月払い
Userlist Basic$149(10,000 usersまで込み)$149$149users課金、10,000超は1,000 usersごとに$10
Encharge Growth$99(2,000 subscribersまで込み)$179$249subscribers課金、月払い
ActiveCampaign Starter$15$79$149年払い、1つの自動化に5アクションまで
ActiveCampaign Plus$49$145$189年払い
Brevocontacts数ではなく月間メール量で決まる。Starterは$9から、Standardは$18から(どちらも月5,000通〜)メール量課金
Kit Creator$33$75$116subscribers課金、年払い
Mailchimp Standard表示なし(読み取りは500 contactsで$20)$100(2,501〜5,000の帯)$135(5,001〜10,000の帯)帯ごとの価格、13か月目以降の金額
Klaviyo Email$30$100$150profiles課金
Drip$39(1〜2,500 peopleの段)$89$154アクティブなpeople課金
Keap表示なし(最小は1,500 contactsで$299)$449$5392ユーザー込み、月払い、導入支援が別途必須
HubSpot / Omnisendcontacts別の価格は読み取れない。HubSpotはシート単位の表示、Omnisendは有料の表示が割引価格のため定価を載せない各社の料金ページを参照

1,000 contactsでは、価格より制限が選択を左右します。Loopsは無料でも4,000 sendsの枠があり、ActiveCampaign Starterは15ドルでも1つの自動化に5アクションまでです。Kitは無料プランにシーケンスが含まれないので、シーケンス用途の実質の入口はCreatorの33ドルです。

5,000 contactsでは、100ドル以下にLoops(48ドル)、Kit(75ドル)、ActiveCampaign Starter(79ドル)、Drip(89ドル)、Customer.io、Klaviyo、Mailchimpが並びます。ここからEnchargeの179ドルやUserlistの149ドルまでは、事業が「会社単位のセグメント」や「Stripeとの接続」にお金を払う価値があるかの判断になります。

10,000 contactsでは、Loopsの99ドルとEnchargeの249ドルで幅が出ます。差は249 - 99 = 150ドルで、年間にすると12 × 150 = 1,800ドルです。同じ規模でCustomer.ioは145ドル、Userlistは149ドル、ActiveCampaign Starterは149ドル、Klaviyoは150ドル、Dripは154ドルと、中間に五つが固まります。この価格の違いより、各プランで何ができるか(アクション数、イベントの取り込み、ストア連携)のほうが、結果に効きます。

コールドメール:5ステップのシーケンスで1,000・5,000・25,000件に送る場合

コールドメールの送信量は、見込み客数 × ステップ数で決まります(返信や配信停止で早く止まる分は考えない、上限の計算です)。1,000件 × 5 = 5,000通、5,000件 × 5 = 25,000通、25,000件 × 5 = 125,000通です。

ツール(月払い)1,000件(5,000通)5,000件(25,000通)25,000件(125,000通)
InstantlyGrowth $47(通数も連絡先数も上限ちょうど)Hypergrowth $97Hypergrowth $97(通数も連絡先数も上限ちょうど)
LemlistEmail $69Email $69(50,000通まで)Multichannel $109(メール無制限)
SaleshandyStarter $41(6,000通まで)Pro $99(100,000通まで)Scale $189(200,000通まで)
MailshakeEmail Outreach $49(アドレス2つ)Email Outreach $49(アドレス2つ)Sales Engagement $99(アドレス10個)

表の最安値は、そのまま信じないでください。MailshakeのEmail Outreachは送信数が無制限ですが、アドレスは2つで、25,000通を2アドレスに分けると1アドレスあたり12,500通になります。Sales Engagementで125,000通を10アドレスに分けても、1アドレスあたり12,500通です。1日では約417通なので、メール提供側の上限と照らして確認してください。InstantlyとSaleshandyはメールボックス数が無制限なので、同じ量をより広く分散できますが、メールボックス自体の費用は別にかかります。

Apollo.ioはシート課金なので、この表には入れていません。3シートのBasicは3 × 49ドル = 147ドル(月額・年払い)で、見込み客のデータを同じ契約で調達できる点を含めて、「送信プラン + 別のデータ調達費」と比べるのが公平です。

迷ったときの選び方:Aならこれ、Bならこれ

製品のイベントでオンボーディングが決まる場合

イベントを送るエンジニアがいて、行動による分岐が多いならCustomer.ioです。一人でも今週中にウェルカムシリーズとトライアル終了前の案内を出したいならLoopsが第一候補で、無料枠で試せ、有料でも9,998 subscribersで99ドルに収まります。顧客が会社単位ならUserlist、StripeやCRMとつなぐフローをマーケティング担当が組むならEnchargeを見てください。トライアル中のメールの設計はトライアル転換シーケンスの記事が参考になります。

営業の追客と同じ場所でメールを動かしたい場合

CRMごと決めるならActiveCampaignが第一候補です。1,000 contactsで15ドルから、分岐を組むならPlusの49ドルからと、段階を踏めます。すでに会社全体がHubSpotのCRMを使っているならHubSpot、送信が少なく予算が最優先ならBrevoの無料プランから始められます。

コースやニュースレターが中心の場合

Kitが標準的な選択です。ただしシーケンスは有料のCreator(1,000 subscribersで33ドル)からなので、無料プランだけで済ませる想定は避けてください。Mailchimpは、リストが小さいまま増えない場合に限って検討します。

ネットショップを運営している場合

ストアのデータでフローを分岐させたいならKlaviyoが第一候補です。メールとSMSとウェブプッシュを一つにまとめるならOmnisend、リストのサイズごとの価格を固定で読みたいならDripです。

面識のない相手に営業メールを送る場合

見込み客のデータも一緒に調達するならApollo.ioです。たくさんのメールボックスを使って月額を一定にしたいならInstantlyかSaleshandy、メール以外の接点も含めて個別化したいならLemlist、一人か二人で控えめに始めるならMailshakeが合います。

四つの問いで絞り込む

  1. 受信者はあらかじめ同意していますか。いいえなら、コールドメールの領域で、下の同意と法令の節を先に読んでください。
  2. シーケンスのきっかけはどこから来ますか。自社の製品、ストア、アップロードしたリストのどれかで、候補が分かれます。
  3. 課金の単位は何で、リストが2倍になったときの請求はいくらですか。上の表で、今の規模と2倍の規模を読み比べてください。
  4. シーケンスを組むのはエンジニアですか、マーケティング担当ですか。前者ならCustomer.io、後者ならEnchargeやActiveCampaignが候補になります。

ツールを乗り換えるときに先に片づけること

乗り換えの失敗は、技術よりも抜けた手順から起きます。最初にやるのは、旧ツールから配信停止、苦情、バウンスの一覧を書き出し、新ツールに「送らない相手」として取り込むことです。これを飛ばすと、すでに配信を止めた人に送り直してしまいます。次に、各シーケンスのきっかけ、待機時間、分岐、止める条件を1枚に書き出し、新しいビルダーで組み直します。そのまま移すのではなく、組み直すほうが確実です。

途中まで進んだ人の扱いも決めておきます。多くのツールでは「3通目まで終わった状態」を引き継げないので、旧ツールで走っているシーケンスはそこで終わらせ、新ツールには新しく入る人だけを入れる、という分け方が現実的です。購入や返信があった人にシーケンスが続かないよう、止める条件は最初の一人が入る前に作ってください。新しい送信元のSPF、DKIM、DMARCは、旧ツールの設定を残したまま追加し、最後のシーケンスが移るまで消さないようにします。送信量は、リストの一部から少しずつ増やします。

課金の数え方にも注意が要ります。Customer.ioは、請求期間中に存在したprofileを削除しても数え続けるので、乗り換えやクリーンアップの日付は請求期間に合わせて考えてください。詳しい手順は英語ページの移行ガイド(英語)にあり、シーケンスそのものの設計はメールシーケンス完全ガイドで扱っています。

よくある質問

シーケンスとキャンペーン(一斉配信)の違いは何ですか?

キャンペーンは、決めた日時にリストやセグメント全体へ1通を送る方法です。シーケンスは、登録や購入などのきっかけから人ごとに数えて、複数のメールを間隔をあけて送り、返信や購入で止めます。この記事のツールの多くは両方に対応していますが、KitではシーケンスがCreatorプラン以上、ActiveCampaign Starterでは1つの自動化に使えるアクションが5つまでなど、プランによって使える範囲が変わります。

オンボーディングメールを無料で始められるツールはありますか?

Loopsは、直近の1,000 contacts宛てに連続する30日間で4,000 sendsまで無料で、小さなフッターが付きます。BrevoのFreeは1日300通までで、自動化の対象は2,000 contactsまでです。有料で分岐を組むなら、ActiveCampaign Starterは1,000 contactsで15ドル(年払い)ですが、1つの自動化に使えるアクションは5つまでです。

ライフサイクル用のツールとコールドメール用のツールは兼用できますか?

仕組みの上では可能でも、おすすめしません。Customer.ioやLoopsは、同意を得た相手に向けて送る前提のツールです。InstantlyやLemlistは、つないだ複数のメールボックスに送信を分散させる前提のツールです。契約も送信ドメインも分けておけば、コールドメールの評判の低下が、オンボーディングのメールに響くのを避けられます。

コールドメールのシーケンスは、何通で見積もればよいですか?

見込み客の数にステップ数をかけて、月間の送信数を出します。5ステップのシーケンスを1,000件に送ると1,000 × 5 = 5,000通で、InstantlyのGrowth(月額47ドル、月5,000通・連絡先1,000件)の上限と同じです。さらに、メールボックスの数と1つあたりの1日の送信量を計算し、プランの上限の内側に収まるかを確認してください。

料金は米ドルですが、日本の事業者にもそのまま当てはまりますか?

各社の料金ページは主に米ドルで表示されていて、この記事も金額を円に換算せず、そのまま載せています。支払いの際は、為替、税、カードの手数料が加わる場合があります。割引や無料期間も購入時に変わることがあるため、リンク先の最新の表示で確認してください。